津田美智代の芯体操 Shin Experiences

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2007年4月号

身体と家の耐震を考える芯体操代表 津田美智子

 最近のレッスンでは、脊柱を支える筋肉を伸ばす運動に力を入れています。
身体の芯を感じようとすれば、脊柱の柔軟性を強化することが必要です。
頚椎から尾骨まで肋骨と骨盤を使いながら、自由に動けるようにしてゆきます。重なった何層もの筋肉を伸ばす為には、微細な動きで繰り返し動かし続けます。 普段、あまり動かさない部分を意識的に使うので、最初はとまどいますが、何度も続けているうちに、おもしろいように動きが伝わってゆくのが分かります。そ うして、フッと正座をしてみると、いつもの自分より随分伸びているのが分かります。
よほどの意識がないと、脊柱はどんどん縮んでゆきます。
 先日、新聞に石川県能登半島地震のことが載っていました。被害の大きかった住宅の多くが、家の重心と、壁が支える強度の中心とがずれている状態(偏心) だったと、見られるそうです。地震の横揺れによって家にねじれの力がかかったため、崩れたり、倒れたりしたといいます。
この記事を読んで、思わずドキッとしました。私たちの身体にも同じことがいえるからです。やはり、中心、軸がしっかりあって、宇宙・地球の軸から、引っぱ る力で浮くような身体にしていかなければ、ねじれて、流れの悪い、つまった状態になってしまいます。
 かかとで、一生懸命中心を引っぱり続けてきて、今、さらに柔軟性を身につける運動に、発展してきました。
芯体操の流れは、正しく、理にかなっているといえるでしょう。

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ミュージカル劇団 「乙女」 と芯体操劇団乙女・恵光寺教室 原 麻奈絵

ミュージカル劇団 「乙女」
ミュージカル劇団 「乙女」
ミュージカル劇団 「乙女」

 私たち劇団乙女と芯体操の出会いは、今から4年程前に遡ります。舞台に対する情熱はあるものの、いまひとつ、身体の使い方を知らなかった私たち。そんな 時、芯体操に出会いました。
  私たちは、「感動」を届けられるよう、日々稽古に励んでいます。それは芝居であったり、歌であったり、ダンスであったりします。しかし基礎にあるのは…、 やはり身体です。
  先生の動きをただただ真似ることから始まり、指示される言葉を少しずつ理解し、振り付けられたダンスを踊ることが出来るようにと毎回必死に踊っています。
  4年。言葉にすればたった2文字ですが、私たちにとっては、かけがえのない日々でありました。これから5年、10年と重ねていくにつれてそれは、もっと もっと大切な日々になっていくのだと、私たちは確信しています。
  この出会いに感謝し、今まで以上に身体を操っていけるように。これからもお稽古に励んでいきます!

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照流寺教室文章・泊 麻利 イラスト・秋田智子

照流寺教室

はじめまして、私は、いま、照流寺の教室にかよって7年目になる者です。今日は、こちらの教室の紹介をさせていただきたいと思います。
  照流寺の教室は、20代〜80代まで幅のある10名ほどのメンバーで成り立っています。状況や立場は違っていても、若い人は先輩の話に耳を傾け、先輩は若 い人へ配慮を示し、みんな若々しく謙虚です。そして、体操の後は輪になり、お茶を飲みながら、家庭のこと、体調のこと、旅行に行った話などおしゃべりを楽 しみます。その雰囲気はとても和やかです。何よりも、教室の中で自分の居場所があるということが、私たちの気持ちを強くしてくれます。以上が、私が通って いる教室の紹介でした。
  加えて近頃、先生が私たちの上達ぶり(!?)を見て、なにやら期待を大きくされたようで、飛んだり跳ねたりの動きが取り入れられます。何とかついていこう と、みんなそれなりに頑張っています・・・先生、お手柔らかに♪

イラスト

あたたかや軽くなりたる帰宅の歩
さみどりの芯を流して糸柳
古木なる銀杏雄々しき芽吹きかな
恵光寺教室 川端富美子

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編集後記

淡いピンクだった桜も、黄緑鮮やかな若葉となり、力強い生命のエネルギーを感じます。
この季節、私たちの身体も、細胞が大きく活性化します。
日頃、レッスンでおこなっているストレッチ、腹式呼吸に気合をいれましょう!きっと、命かがやく身体づくりができるはずです。
本多 真理

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