津田美智代の芯体操 Shin Experiences

芯体操だより

HOME > 芯体操だより > 2008年7・8月号

  • HOME
  • 芯体操とは
  • 芯体操だより
  • インストラクターコラム
  • ギャラリー
  • 各教室情報

2008年7・8月号

「芸術」が教えてくれること芯体操代表 津田美智子

  先日、画家であり京都造形芸術大学学長、千住博氏の講義を受けた。   
「芸術」とは、というテーマで熱い想いが伝わってくる魅力あるお話に惹きこまれた90分だった。
「現在、ニューヨークに住んでいるが、夏は35度、冬はマイナス15度という50度の温度差がある。しかし人はみな健康である」というお話から始まった。
  例えるとニューヨークはミックスサラダである、一種ずつはっきり主張しているが、トマトがあるからきゅうりがおいしく、きゅうりがあるからレタスが引き立 つ。異なる他者に囲まれて、自分は何かということを考える。自分にあるものは何か、ないものは何かということを教えられる、過酷な風土である。
  日本では、昔あったものが少しずつ曖昧になり、自分に自信が持てない人が増えているように思う。「芸術とは、まず体力だ!」という氏の考えは現在、学生の 身になってつくづく感じることだ。まず体力、やる気、エネルギーが必要だ。芸術を料理に例えると、時には生で食べるのがおいしい時もある。豊かな自然があ ればそのままでもいいが、色々な条件によっては手をかけることも必要である。料理は相手の評価に屈するべきではないが、分からない人に分かってもらおうと 努力する行為、それが芸術である。イマジネーションのコミュニケーションなのだ。色々な民族、色々な料理があるが、それぞれの生み出すものを分かり合うこ と、みんな同じ人間なのだということを知ること、芸術がそれを教えてくれる。
  今の世の中は、芸術的発想が弱まっている時代である。夢、ロマンを持ち、相手の話を良く聞くことから、芸術的発想がうまれ、世界が平和になるのだというこ とを投げかけられた。

このページの先頭へもどる

芯体操に出会って葉月 まみ

芯体操を始めて2回目のダンス発表会を迎えました。
昔から姿勢はよくなかったけれど、今まであまり深く気にしたことがありませんでした。
しかし、劇団音芽に入団し、この芯体操と出会い、私は自身の姿勢の悪さを意識させられました。
筋肉が上手に使えていないと自分では自然にしている動きも見ていてとても不自然なものになるし、なにより身体の芯を感じて中からのエネルギーを出さないと お客さんから見ると目がいかず感動のないものになってしまいそうで恐かったです。
  ミュージカルは「歌・踊・演」の3つからなるのですが、芯を感じるということは全ての根底にあるのだと実感しました。
  最初は色々な骨の名前を聞いて、筋肉をつないでと言われても難しく、今まで20年間過ごしてきた立ち方を変えるのはとても大変でした。この芯体操はやって いる時はとてもキツいと思うけれど、終わった後とても気持ちよいのでやっぱり体にとてもいいのだと思います。
2回目の発表会、決して完璧という出来ではなかったけれど、1年前の私よりも筋肉をつけそれを感じることが出来るようになったと思います。これからも芯体 操を続けて健康に、舞台人としてやっていきたいと思います。

このページの先頭へもどる

芯体操の発表会を終えて倉山喜栄美

 今年も私たちにとってプレッシャーでもあり楽しみでもある発表会がやってきました。(暑さに弱い私はどうしてこの季節なんだろう?と少々困惑気味でした が…)決して優等生とは言えない照流寺教室の私たちですが、芯体操にそして真理先生に出会えた事に感謝しながら週一回のレッスンを心から楽しんでいます。 発表会の数ヶ月前からは、思うように動いてくれない身体や覚えの悪い頭に苛立ちながらもなんとか完成させようと皆一生懸命に練習しました。
  私たちの発表はさておき、八尾教室の皆さんや劇団音芽のお嬢さん達のダンスがとても楽しみです。日頃のレッスンを思い浮かべながら、私なりに芯の繋がりを 感じ取れるようにと拝見させていただいています。そしてこれを新たなエネルギーにして、もっと芯体操を理解出来るようにマイペースで頑張っていきたいと 思っています。
先生、お疲れ様でした。これからも宜しくお願い致します。

このページの先頭へもどる