芯体操のレッスンは「ゆれる」ことから始まったと以前にも書いたように思いますが、最近ではしっかり大地に「立つ」ことへ推移しています。かかと、膝裏、骨盤への筋肉繋ぎによって、仙骨、腰椎が伸びることでまわりこみが長く、動作がしなやかになり、「立つ」ことが楽になります。
そうして「芯」が通り始めると、さあ大変！体のあちこちで歪み、縮みが明確に出てきますね。痛みやだるさ、風邪症状、しびれなど、色々感じることもありますが、体が良い刺激を受けて活性するためにうごめきはじめたのです。自然治癒力が働くということは、詰まっていた部分の流れを良くするために闘ってくれているということなのです。是非、しばらくは体と向き合ってあげてください。
熱があって食欲がなくなったり、起きられなくなった時に、ゆったり体を休め胃のお掃除をすることで、熱が下がったら、体がとってもきれいになられたりすることが多く見られます。
最近、八幡の晃太朗くん（２歳）や、よみうりの美空ちゃん（１歳）をみていると、芯体操育ちの２人に共通したところがあるのを感じます。芯マッサージを受けているのでとても伸びやかで気持ち良さそうに生きている。笑顔が良くて、心も体も豊かに育っています。　　　
骨形成の盛んな幼児期に適切な刺激を骨に与えると骨化の栄養供給を促進して、軟骨の厚みが増し運動刺激で生ずる骨の障害を予防します。逆に関節に何の刺激も与えないでいると、軟骨は未発達の薄いままに残されるのです。体ってとっても敏感！
健全な肉体に健全な心が宿るのは当然ですね。夏の「芯身自 然整体研究講座」是非、参加してみてくださいね！

　現在、火曜日クラスには２０名が在籍。
（金曜クラスもあります）
　入会したばかりのホヤホヤ会員さんから、４年目に入るベテラン（？）さん。
　今回、芯体操歴半年で、見違えるほど若々しくなられた三谷善太郎さんより、一筆いただきました。

爽やかな好季節、先日多数の旧友と会う機会があり「君は十才若返った」との声に囲まれ楽しい一刻を過ごした。これも芯体操の御陰と喜んでいる。人間八十を過ぎると何事も面倒になり尻込みし勝ち。背を丸めた好好爺を決め外出も控えテレビ人間になる。常に白寿を目指す昨今の時世、鼡は取らぬが我が家の猫のしなやかな跳躍を夢見て白寿を目指す毎日。教室の和やかな笑いと談笑。壺を外さぬ先生の御指導。あっという間の一時間半。一週間を待ち遠しく感ずる。雰囲気は最高である。