津田美智代の芯体操 Shin Experiences

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2011年9月号

「芯体操」は、世界に通じる!         芯体操代表 津田美智子

 私の考案した「芯体操」は、全て自分の体の中から生まれた運動です。だから生徒さんから、テレビや本を見て「先生の言われていることと、同じことでした!」と言われると、そうか、そこまで行き着いた方もいらっしゃるのかと嬉しく思う反面、伝える段階で本質が受け継がれているのだろうかと心配になります。
 私自身少しでも多くの方に、なんとか体感していただきたいと、色々な整体運動としてまとめながらの歩みを続けています。しかし毎回のレッスン内で気持ちのいい体感をしていただいても、持続ということになると随分むずかしいことのようです。
 一番感じることは、私の持っている日常生活におけるリズムが他とは違うのではないかということです。例えば、オーケストラにおけるタクト(指揮棒)は指揮者のもっているリズムによって振り方が随分違ってきます。上手な指揮者の場合はアフタービートを大事にします。演奏者は常にお腹、胸を引いた状態で楽器に取り組むので、その音は軽快で気持ちの良いリズムを奏でます。
スポーツの世界でもこの感じ方は、トップアスリートの持っている感覚だと思います。瞬間にお腹を引いて筋肉を繋ぎながら、胸の引きまで一瞬に感じます。お腹の意識はよく言われていますが、胸の意識が抜けていることが多いのです。
 「芯体操」ではかかとから頭まで連動させるために胸の感じ方を大事にしています。単純に言うと「肋骨を締める」という言葉になりますが、これも受け取り方でさまざまな誤解が生じます。脊柱の紐を伸ばしながら引くので縮めることとは違います。手足を使うときに胸の感覚はとても重要になります。
 体操の内村航平さんが、鉄棒で最も得意とする手放し技「コバチ」について興味深いことを話しています。動き自体は他の選手と大差はないが、空中での高さは素晴らしくこれについて、「背中を丸めて、胸の辺りに空間をつくる感じで、胸を軸にすると回転が大きくなり高く上がります。へそじゃだめ、胸です」と言い切っているのです。重心を高く意識することで、回転で得た勢いを高さにつなげる。この感覚こそ「芯」を感じることに不可欠な要素なのです。頭をしっかり載せることはお腹の感じ方だけでは駄目でお腹と胸を繋げること、すなわち胸をしっかり使うことがポイントなのです。こうして自分の力で体の使い方を鍛錬していくことで世界のアスリートになれるのだと思います 「芯体操」は、世界に通じることを実践しています!
 あなたも「生き方」のスペシャリストになりませんか?

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けがの功名           よみうり文化センター教室   田中じゅんこ

 五月に右足首を捻挫・剥離骨折しました。骨折といわれても、ボキッと折れた訳ではなかったので、さほど気にしませんでしたが、生活は実に不便で、家族にも迷惑のかけっぱなしでした。二週間後のレントゲン結果も変化なく、もう少し安静にするように、注意を受けました。もうその頃の私は一刻も早く治ってほしい一心だったので、前にも増して安静にして骨がくっつくのをじっと待ちました。そして一ヶ月後やっと骨がくっつき「明日から動ける!自由になれる!」と思い、大喜びしました。が実際はそうはいきませんでした。足首だけでなく、足全体が硬くなり、筋肉はすっかり落ち、足裏がしっくりと床につかず、痛みもなかなか取れませんでした。一ヵ月固定していただけでこんなになるなんてびっくりしました。骨がくっつく事が治る事だと思い込んでいたので、それからの事など考えてもいなかったのです。リハビリもなく、治療も終わり戸惑っていた時に、津田先生からお電話を頂き「過度な固定や安静は回復を遅らせ、他の部分にも様々な影響を与えるので、すぐに教室に出てきなさい」とのお言葉に、不安ながらも、通い始めました。初めは思うように動けませんでしたが、マッサージで緩めて頂き、自分でも毎日動かす練習を繰り返し、今は、痛みもなくなり、足も床につきスムーズに歩けるようになりました。以前捻挫した時も、マッサージをして頂きすぐに楽になりました。けがの功名となるように、芯体操を通して、身体の歪みを改善し、少しでもケガをしにくい身体に変えていきたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。

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芯体操に出会って          よみうり文化センター教室 佐々木紀子

 長年の運動不足が祟って、昨夏頃から不調が続いていました。内科や接骨院へ通いましたが、咳の発作、首や肩の痛みは治まる気配がなく、途方に暮れる日々でした。一念発起して自分に合った健康法を探し求めているうちに、ふと閃くものがあって、芯体操に入会させて頂くことになりました。それから三ヵ月余りが経ち、自分の身体の変化に驚かされています。毎回工夫されたレッスンは新鮮で、先生の魔法に引き込まれていきます。体が重くて、今日は休みたいと思った日でも、温かい掌のマッサージによって不思議と蘇ります。人間の身体の仕組みに触れるようになって、自らの意志で体を動かすことの大切さを痛感しています。そして、自分では気付けなかった身体の歪みが、心身の不調をもたらしていたことも知るようになりました。疲れていた心も徐々に明るさを取り戻し、仕事に於いても、柔軟な気持ちで取り組めるようになりました。又、日々学ぶことによって接骨院への足も自然に遠のいています。津田先生はじめ、先輩方の力強い御指導を受けるようになって、新しい希望が芽生えてきて嬉しく思っています。これから先、困難に出会った時に、気概を持って臨めるように心身を鍛錬していきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

発表会のお知らせ

八幡市民文化祭  10月29日(土)16時11分〜 
よみうり文化センターまつり10月30日(日)14時55分〜

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編集後記                               上林 

今話題の『神様のカルテ』感動の作品ですね(*^_^*) 若くて可憐なお二人にも「芯体操に行くように!」と神様がカルテを出されたのかもしれませんね !(^^)! なかなかのお計らい・・・ですね!

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