津田美智代の芯体操 Shin Experiences

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2014年11月号

 

自然治癒力について                芯体操代表 津田美智子

 健康体操歴39年、特に身体の異変から「芯体操」誕生を経て18年目の今、数々の体験を乗り越え思うことがあります。からだの状態は一口には語れないことですが、からだには計り知れない力があることを実感しています。
 からだを形成している最も大事な筋がはずれてしまったことで、私のからだはガラス細工のように、触ればこわれてしまいそうになり自分で向き合うしか方法がなかったのです。「芯体操」をされるみなさんに、筋肉の質を変えゆがみ、縮みを矯正するためにサポートできるのは、こんな体験で学んだことがいっぱいあるからです。
 からだが変わる時には、高い熱が出て風邪症状のひどい状態が続いたりしましたが、じっと安静にしていれば三日ぐらいで治まりました。めまいがしても、せきが出ても、なるべくしてなっている症状だといつも理解できたのです。
 内科医アンドルー・ワイル氏の著書「癒す心、治る力」には、「われわれ人間は、種としての長い歴史の大部分を、近代医学も代替医学も、医師という存在もなしにやってきた。種の生存そのもののなかに治療システムの存在が組み込まれているのである」と述べられており、米国でベストセラーになったそうです。
 誰もが関心を持ちながらも、自分自身で治していこうとしないで、単に物理的に治そうとするだけでは、良くなる病気も治るきっかけをなくしてしまいます。特別養護老人ホームで多くの方に接してみて、手足に手術の跡がある方などは、殆ど運動が出来ない状態になっておられます。
 もっと早くから、からだの免疫力を高め、バランスの良い筋肉をつくることが大切だと痛切に感じます。自然治癒力の働くからだになるには、循環の良くなる適切な身体づくりに早くから取り組むことが必要です。
 「芯体操だより」紙面にて、「骨盤」から始まった「芯体操で学ぼう」もいよいよ、頭を乗せるところまできました。からだは全身つながっている!という理念のもとに、毎月のレッスン内容は刻々と変遷してきました。私のからだの中から生まれる芯体操の運動は、正(まさ)しく自然治癒力の働くからだづくりを目指しています。もともとすばらしい力をもっているのですが、からだがアンバランスになり、回復させるパワーが不足したり、自然治癒力が弱っているために病気として表面に現われてくるのです。「かかとから頭までつながっている」という「芯体操」でぜひ、心とからだと宇宙との融合を目指してくださいね!

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編集後記

「よみうりの発表会」は私達の日頃の基礎レッスンの成果が実り素晴らしい舞台になったと思います。でも、私が体操を始めた頃から始まって約30年皆勤で出演してきた発表会なので来年からが寂しいです。
 2週間後に「守口北部公民館祭」が行われました。立ち見が出るほどの会場で観客を巻き込んだ楽しい発表会でした。出演者の皆さんお疲れ様でした。 定兼信子

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