津田美智代の芯体操 Shin Experiences

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2016年10月号

チャレンジは人生を豊かにする!      芯体操代表 津田美智子

 最近の「芯体操」には、口コミで体験される方が多いのですが、側彎症、猫背、腱鞘炎、股関節痛、膝痛など多岐に亘った悩みを抱えて来られます。ところが紹介された生徒さんが危機感を感じて連れてこられても、ご本人はからだの変調に気付かれてはいても、問題意識が希薄だったりするのが残念です。からだに違和感があれば、直ぐに「芯体操」のちょっと変わった運動の効果に興味を持たれて続けられるのですが、難しいです。長く続けられている方も多いので、気後れされたりもしますが、お教室では年数に関係なく同じことをします。長く続けてきた方にも、始めたばかりの方でも、同じように新鮮であり、奥が深いことに気付かれます。しかし、「最近入った人は分かりやすくなっているから得ですね」と言う声もあるようですが、そうでしょうか?
 同じ運動をしていたとしても、私の中では常に進化していますので、1人ひとりにとって、始めたその日からがチャレンジの始まりなのです。30年以上続けてきた方にとって、あるいは10年、5年、その年数は無駄だったのでしょうか。今ある運動の全ては、41年前に私の見つけた原石から始まったのです。それ以来、ひたすらこつこつと原石を磨き続けてきました。いつも一生懸命に磨いてきました。その途上で出会った方にその時々でお伝えしたことは、いつも私の「全て」でした。その輝く光を大切に、今があります。
 20代の時、30代の人から「まだ若いからいいね。30代になったら分かるわよ」と言われました。30代になったら、40代、40代になったら50代と言われ続け、(笑)いつも10年先から今の自分を考えるようになりました。外観は変わろうとも心は変わらず求め続けていけば、ただの石でも宝石になるかもしれません。10年先から自分を見れば、今、チャレンジしなきゃ勿体ないですよね!着実に年は重ねるけれど、年だからと消極的に生きるより、10年先より若い自分で生きてみましょう!「芯体操」はそんな心とからだを創ってくれると思いませんか?
 14年前に歩けなくなって失くしたものは大きく、元には戻れないけれど、歩いて生きているという奇跡に遭遇して私は使命を与えられました。だから、気付いたこともいっぱいある、やらなければならないことも限りなくあると思っています。それが私の人生かな、少しでも、苦しんでいる人の、悩んでいる人の心が軽くなり、からだが軽くなればいいなと思いながら良い人にいっぱいめぐり会えて幸せです。

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膠原病(悪性リュウマチ)が完治!!      向日教室 太田圭子

永年健康体操を楽しく続けていましたが、平成24年のある日突然、足のあちこちが痛みで動かなくなりました。その後肩、股関節、指など痛みが全身におよび、痛くて寝起きは困難、一人では歩けなくなりました。病院にいくと「その他の膠原病」と診断されました。痛みがどんどんひどくなり痛み止めの薬は欠かせなくなりました。一進一退を繰り返していました。平成25年には思いあまって先生のマッサージを受けました。痛みがすっと軽くなり、その日は久しぶりによく眠れました。その後の検査であまりの回復ぶりにお医者さんが「何かしましたか?」って。私は「芯体操とマッサージを受けました。」というと絶句されていました。痛みに打ちのめされそうなほどの毎日でしたが芯体操の自然整体運動を信じて休まず教室に通いました。頑張れば必ず報われると信じていました。
 しかし12月、再び身体が悲鳴を上げ始めガラス細工の身体のようでちょっと触れるだけでも壊れてしまいそうでした。二度目のマッサージを受けましたが全く楽にならず、かえって痛みが増し生きていることが辛いと思う日が一週間続きました。ところが、その一週間を境に突然身体が楽になり、全身が繋がってきたように感じました。毎朝、目覚めるのが楽しみになっていきました。
 発病から5年目に入りました今年、身体の炎症度(痛み)が9から0.03(通常)に なり関節の痛みもほぼなくなり、痛みや腫れがなくなり、仕事もいっぱいできています。薬の投与も半分に減り、正座も出来るようになりました。お医者さんが驚かれるほど、どんどん良くなり「ほぼ完治したね」とおっしゃって下さいました。
 ある日、何が起こるか解らないという経験を正に身をもって感じています。芯体操をしていなければ膠原病(悪性リュウマチ)と戦い、向き合っていけなかったと思います。元気な時から体操を続けてきたからこそ、自分の身体の回復力の強さや早さが分かります。私のような病気で苦しんでいる方達に希望を差し上げられたらと思います。

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編集後記

太田さんの頑張りには身近にいた者として嬉しく思います。気候もよし、体調も良し!

定兼

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