津田美智代の芯体操 Shin Experiences

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2018年4月号

伝えることの難しさ           芯体操代表 津田美智子

 私は、自分に分かったことは全て伝えようとしてきました。奇跡の体験から得たことは、長く健康体操を続けていても得られなかったことばかりでした。ところが昨今、世の中の流れを感じるとき、何かを発信すれば、直ぐに同じようなことが取りあげられるという空恐ろしいような気持ちになることが多いのです。同時に感じていた人がいたのかとも言えますが、私の場合に限定しますと、ものすごい体験の中から知り得たことは、全く未知のことであったと思っています。全くメディアには乗らなかったことが殆どのことですし、私から見ますと殆どの身体使いが間違っていることが多かったのです。
 例えば、「骨を引き離す」「筋肉をつなぐ」などということは、芯体操では私が作った表現であり、その方法も身体の中から見て、感じて生み出した運動です。今でこそ芯体操のみなさんにはあの手この手で感じることが少しずつ伝わってきましたが、殆どの人間が気付いていなかった感覚であると思い知らされてきたことなのです。
 いつ頃からか、頻繁に電話がかかるようになりました。「芯体操の津田先生ですか。」その時点で直ぐにお断りするようにしていますが、かなりの人に芯体操が知られていると感じます。本の出版のお話だったり、講習会のお勧めだったり色々な手段を使って、アプローチしてきます。
 【人の褌で相撲を取る】という人間が数多くいるのを感じます。そんな人たちは芯体操のことをなんとなく勉強されています。知識として知ってはいても、実技が分かるわけではないのですが、言葉だけが流れていくことも、あるいは少し分かる人ならどんどんノーハウを使ってしまうのではないでしょうか。 スマホ、パソコン、TV,新聞、雑誌、情報社会の中で今や守れるものはない状態でしょう。教室の体験講習や、普段のレッスンにも、他の運動を教えている方や、習っていても何かを得るために参加されていたりします。昔は、少しは礼儀と言うものがあったのです。自分の技術を学ぶためには、ひとつの道がありその師から学ぶことが絶対だったのですが、オリンピック競技も種目によっては、色々なコーチについても当たり前になっているのですから時代も変わったものです。只、この風潮の中で、所謂(いわゆる)ノーハウだけで芯体操の運動を他でされても困ることがあります。それは間違ったことをされる可能性が大きいからです。方向であったり、力の配分であったり、ここまでということが分からなければ、反対に身体を壊してしまう恐れがあるのです。芯体操の運動は、無限です。次から次へと発展していく運動です。ひとつの事を知っても他の運動をした時に基本が間違っていれば、いくら繰り返してもそこから発展しないのです。それがオリジナルの強みです。
 芯体操はまっすぐ前を向いて歩んで行きたいと思っています。

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芯体操 わかってきましたか?

 「今、レッスンは面白い!!すごく新鮮です。」とあちこちで感嘆の声が聴こえてきています。
「奇跡の芯体操U」を読むと、難しい動きや文章が多々でてきます。それを、身体の中心のお腹を使い続け一からのレッスンで動きを見直し、掘り下げて動くと身体を繋げる運動に進化していきます。まさに深層の筋肉を使い伸ばしていくのです。
こういうレッスンを受けると集中力がアップして若さを保ち、健康に繋がります。まさに、目からうろこです。

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目標を持つ            インストラクター 経広 順子

 私は、腰痛がきっかけで「芯体操」に入会しました。簡単に見えたストレッチが想像以上に難しく、“芯を感じて繋げていく”という基本的な運動でさえ、いまだに違った捉え方をしていて、身体で感じられないことで四苦八苦しています。
さらに津田先生の次から次へと進化していくストレッチにわくわくしながらも出来ない自分にジレンマを感じるこの頃です。でも、縮んで歪んでいた身体を気持ちよく伸ばすことができた時は姿勢も血流もよくなり、じんわりと汗をかき、温泉に入ったあとのようなほっこりとした心地よさに、レッスン後はリラックス出来ます。無理なく体幹を鍛え、柔軟な身体を使う 「芯体操」に巡り合えたことは私にとっての財産です。
おかげであれほど悩まされた腰痛もなくなり、こうして健康でいられることに感謝しています。私たちインストラクターは月一回の勉強会で真髄を学んでいます。「芯体操」の間違いのない運動を一つ一つ確実に身につけて自分を見失うことなく切磋琢磨して、お伝えできるようにしたいと思います。そして「この先生の指導なら間違いない…。」と言ってもらえるように、頑張っていきたいと思います。

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編集後記           

 今まさに春真っ盛り。草花が芽吹き気持ちも高揚し、ことを始めるのに最適ですね。是非身近な方に芯体操をお勧めください。 KOJI

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