津田美智代の芯体操 Shin Experiences

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2018年7月号

生まれ変わるということ   芯体操代表 津田美智子

 私達は、もしも生まれ変わったら何になりたいとか思いますね。私も小学生の頃は、当時飛行機が脚光を浴びてCA(当時はSWでしたが)になりたいという夢を抱き、中学生になると絵を描きたい、高校生になると体育大学でハンドボールを極めたいなど著書にも書きましたが、ころころと夢を見続け、結果はCAになることを叶えることができました。結婚退職の時代でしたので、わずか四年半の世界でしたがその後、健康体操の世界に入り、高校生の頃の夢も少しは叶えられたのかと充実した日々を過ごしていました。夢いっぱいで、生まれ変わる暇も無いぐらい、目の前のことに精一杯向き合って生きていたのです。 そんな時に、からだのアクシデントに遭遇しました!そこまでは自ら選んだ道を歩んできましたが、もう死ぬしかないという状況になって初めて人生の終わりを感じたのです。しかし、必死でからだとの闘いを続けているうちに、「生まれ変わる」ということは、もう一度生まれてくることではなかったのです。「それまでの続きを生きている」と何度思ったことでしょう。新たな道であるのにそれまで経験してきたことが全て答になっていく喜びを感じたのです。確かに当時、私は一度死んだのだと思います。しかし、生き直すところからの始まりであるのに神さまは、新たに学び直す道ではなく続きの人生を学ぶということを与えて下さったのです。
 「輪廻転生(りんねてんしょう)」という言葉をいつも繰り返していました。2〜3歳の子供が、突然ピアノを弾き始めたり、誰かの再来かと思うようなこともありますが、確かにそういう続き方もあるのではと感じています。しかし、生きながら生まれ変わるという感覚も決してあり得ないことではないと思えるのです。
 そうして生まれ変わったように、新しい道を歩み出した私は、それまでのダンスが好き!自分を魅力的に表現することに生き甲斐を感じることは無理な状態の中で、少しずつ周りが見えるようになっていきました。からだの正しい使いかたをしないと生きられない自分にとって、人間のからだが楽になる手段をお伝えすることが使命と思えるようになっていきました。
 「芯体操」という永遠の道に出会うことができたのです。私のからだに起こったことは戻せないけれど、皆さんにはいくらでもお伝えすることができます。どんどんからだは変わっていくのに、からだの癖は、なかなか変わらないものですね。でも、人間は、死なないと生まれ変われないのではなく、生きながら生まれ変わることができるのです。過去と決別して、今一度、新しい自分の心とからだで生きてみませんか!

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歩ける喜び   大山崎教室 馬場早千子

 今から5年前のことです。「ちょっと待って・・」「足が痛いし、歩かれへんわ」1キロの駅までの道のりを何と2、3回立ち止まり、お尻をさすり痛みをこらえ、やっとの思いでたどり着く・・こんな生活が2年続いていたのです。 あちらこちらと4・5件の医療施設(病院・整体・整形外科・整骨院)を転々とし治療を受けたのですが、効果はなく痛みと不安で悶々とした日々を送っていました。
 そんなつらい日々を変えるきっかけは、友人から芯体操体験を勧めて頂いたのです。「痛みのある体を治したい!」「今まで通り歩きたい!」この強い想いを持って、上林先生の教室に参加しました。
『かかとから頭まで1本の芯を感じ、筋肉をつなぎながら伸ばしていき立つ!』最初聞きなれない言葉と専門用語で戸惑いがちでしたが、いごこちの良い空間の中で音楽に癒され、2時間のレッスンあっという間に過ぎてしまいます。いつの間にか週に1度のレッスンが待ち遠しくなっている私がいます。
教室に通い始めて1年ほどが過ぎた頃から足腰の痛みが、知らず知らずのうちに解消してきたのです。今年で2年4ヵ月がたちますが、あの時、芯体操に出合えて良かったと思える日々です。 「お父さん、先に行くよ」今では歳の変らない夫の歩く速さがもどかしいぐらいです。歩ける喜びに感謝し、これからも自分の体と向き合い全身の筋肉のバランスを維持するため、芯体操をがんばりたいと思います。

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編集後記           

 馬場さんは入会時は、姿勢が悪く辛そうでしたが、今は胸が引け背中が綺麗になられて、股関節が少し緩みました。いつも一生懸命レッスンに取り組まれた結果ですね。歩けなくなるのは、やはりからだの縮みでしたね!
かんばやし

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