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2024年3・4月合併

『人生4幕』 秋からがいい!
                    芯体操代表 津田美智子


                     

 加藤登紀子さんの新聞記事から、こんな考え方を知りました。人生4幕とは人生を四季になぞらえていらしたのです。0歳からが第1幕。その後は25歳から、50歳から、75歳からと4半世紀ごとに区切りをつけると春夏秋冬になるという。なんてユニークなアイディアなのでしょう!自分の人生においてどんな生き方であったかと思うと、とても分かりやすく心がうきうきしてきました!子供を産み育てた時期や、健康体操を始めた春、夏の時期や秋までの3幕を本当に精一杯生きてきたなって自分の人生が、こんなにクリアに思い出し整理できるなんてとても気持ちが良いなって感じています。タイミング的には丁度、私は第4幕を迎えるわけですが、加藤さんの考え方は冬の後にはまた春が来るのですから終わりがないのです。
 だからこそ、冬はどんな感じですかという問いに「木々が立ち枯れて見晴らしがいいのよ。自分の歩みがクリアに見えてくる。冬は春のためにあるから、一生懸命にものごとを見つめて伝えていきたいと思っている。やるべきことはこれかなと見えてくるようにもなった。完成しなくてもいい。汗をかいて皆とワイワイした夏や、自分と向き合った秋をのんびりと振り返りながら進んでいけば、人生は常に楽しいの。」
 歌手として一時代を貫かれた彼女の言葉は、しみじみと心を打つものがありました。私の春と夏は文字通りの青春を謳歌した時期でもありましたが、秋への移り変わりの時期からは、大変な苦しみを味わいながらからだとの闘いが続きました。
 しかし、同時に得たことも、大きな足跡としていつも精一杯、この足を踏みしめて生きてきました。
 私は「人生の冬の時期」を前にしながらも今、みなさまと共に待ち焦がれた今年の春を迎えています。そして、私には大きな目標があります。私たち世代にとっても必要な、加齢によって心身が衰えてしまう『フレイル状態』 を予防し、健常者と要介護者の中間の人々を救いたいという思いです。『芯体操』 では、からだの歪みや、縮みを改善しながら痛みにならないようにするためには、どうするかを学んで頂きます。手術に至らない、車椅子に頼らないためには、頑張れば元の状態に戻れる時期の内に何とかしたいという思いでいます。『芯体操』 の利点は、予防のための運動、栄養、社会参加という三本柱が見込めることです。二人組の運動などで会話やからだのふれあいからもあらゆる感覚を養うことができます。
 新型コロナウイルス感染症により、自宅待機で人々の身体機能も落ち、地域の交流も途絶えたりしました。しかし、運動することでは気持ちも元気になり食欲が増したりと色々な良い影響も生まれますね。
 「からだを変える!」 原因があるからこそ、その改善策に挑んでいます。
 4半世紀目だからこそ、一日、一日を大切に全身全霊でレッスンに打ち込んでいきます。
 みなさま 笑顔いっぱいで楽しんでくださいね!宜しくお願いいたします。

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